コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

大標本 だいひょうほんlarge sample

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大標本
だいひょうほん
large sample

推測統計学上の用語。観察の対象とされる母集団から抽出した数値集りを標本と呼び,数値の個数を標本の大きさ sample sizeというが,この大きさが比較的大なる標本を大標本,小なるものを小標本と呼ぶ。大標本,小標本の区別は,近代統計学で標本理論が発達するにつれてその統計的処理の仕方が異なってくるため重要視されるようになった。大標本は比較的簡単な正規分布検定などを用いることが可能であるが,小標本では精密な検定論が適用されなければならなくなる。どのくらいまでの大きさを大標本というかは一概にはいえないが,t検定 (→t分布 ) の理論に従うと,通常は標本数が 25未満のものを小標本と呼んでいるようである。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

大標本の関連キーワードフィッシャーピアソン小標本論

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

大標本の関連情報