検定論(読み)けんていろん(その他表記)theory of testing hypothesis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「検定論」の意味・わかりやすい解説

検定論
けんていろん
theory of testing hypothesis

未知の母集団の母数推定のための推測統計学の一手法。正しくは「仮説検定の理論」という。母集団に関する情報をあらかじめ仮説として提出し,母集団から抽出した標本を観察することによって,この仮説が正しいかどうかを判定する。具体的な手続は,(1) 検定しようとする仮説 (検定仮説あるいは帰無仮説) を立て,(2) 仮説を検定するための手段として一定の統計量とこれを検定するときの判定基準 (有意水準あるいは危険率 ) を決め,(3) 標本観察から得た統計量が定められた有意水準に適応するかどうかによって仮説の採否を決定する。この仮説が否定された場合は対立仮説がとられる。

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