改訂新版 世界大百科事典 「大気津比売神」の意味・わかりやすい解説
大気津比売神 (おおげつひめのかみ)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…食物(稲)の霊魂のこと。ウカはケ,ウケと同じく穀物・食物を意味しており,記紀の神話には,倉稲魂命(うかのみたまのみこと)はじめ大気津比売神(おおげつひめのかみ),保食神(うけもちのかみ),登由宇気神(とゆうけのかみ)等々共通する性格の神が多くあらわれている。ほとんど女神として語られるのは穀物をはぐくむのが女性としての大地だからであろう。…
…その廟は桂林にあり,いまも祀(まつ)られているという。巨人の死体から万物が生ずるという説話の形式は,インドや北欧にもみられ,日本の大気津比売神(おおげつひめのかみ)の説話も同じ形式をとり,おそらく朝鮮経由のものであろう。たとえば〈陰(ほと)に麦生(な)り〉は,朝鮮語では陰はpoji,麦はporiであるから,両者はその音の類似によって結合されたと考えられる。…
※「大気津比売神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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