大江竹雪(読み)オオエ チクセツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「大江竹雪」の解説

大江 竹雪
オオエ チクセツ


職業
能楽師(観世流シテ方)

肩書
大江三郎家5代目

別名
幼名=直蔵,前名=又三郎

生年月日
安政2年 7月16日

出生地
京都

経歴
4代目又三郎の長男に生まれる。父の手ほどきを受けたのち、謡を岩井七郎右衛門信発に、型を片山九郎右衛門豊尚・豊光父子に師事。明治42年大江能楽堂を建設。大正14年家元観世佐近より雪号を許され、竹雪を名乗る。謡曲稽古を通じて能楽の保持普及に尽力した。

没年月日
昭和16年 5月5日 (1941年)

家族
父=大江 又三郎(4代目)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「大江竹雪」の解説

大江 竹雪
オオエ チクセツ

明治〜昭和期の能楽師(観世流シテ方) 大江又三郎家5代目。



生年
安政2年7月16日(1855年)

没年
昭和16(1941)年5月5日

出生地
京都

別名
幼名=直蔵,前名=又三郎

経歴
4代目又三郎の長男に生まれる。父の手ほどきを受けたのち、謡を岩井七郎右衛門信発に、型を片山九郎右衛門豊尚・豊光父子に師事。明治42年大江能楽堂を建設。大正14年家元観世佐近より雪号を許され、竹雪を名乗る。謡曲の稽古を通じて能楽の保持、普及に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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