大沢多美子(読み)オオサワ タミコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「大沢多美子」の解説

大沢 多美子
オオサワ タミコ


職業
ピアニスト

肩書
富山音楽院名誉院長

旧名・旧姓

生年月日
大正10年 10月3日

出生地
台湾・台北

出身地
大分県

学歴
東京音楽学校(東京芸術大学)師範科〔昭和18年〕卒

経歴
台湾の台北で生まれ育つ。小学校1年からピアノを習い、東京音楽学校(東京芸術大学)師範科を卒業。昭和20年台湾に出征していた東京音楽学校の同級生・大沢欽治と再会し、結婚後は夫の郷里である富山に移住。夫婦で私財を投じて富山児童芸術院(富山音楽院)を設立、36年院長。60年〜平成元年洗足学園魚津短期大学教授を兼任するなど、富山県の音楽教育に大きな足跡を残した。

没年月日
平成17年 5月14日 (2005年)

家族
夫=大沢 欽治(富山大学名誉教授),長男=大沢 浄(バイオリニスト),兄=東 日出男(奈良女子大学名誉教授)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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