日本歴史地名大系 「大沼電鉄」の解説 大沼電鉄おおぬまでんてつ 北海道:渡島支庁大沼電鉄国鉄函館本線大沼停車場(現森町JR大沼公園駅)と鹿部(しかべ)村(現鹿部町)を結んだ電気軌道。当初は馬車鉄道として計画され、大正一三年(一九二四)に渡島軌道株式会社を設立して軌道敷設工事に着工した。しかしまもなく電気軌道に計画変更し、社名も昭和三年(一九二八)に大沼電鉄株式会社と改称した。翌四年一月五日大沼―新本別(しんほんべつ)間一五・五キロで開業し、同月二九日大沼―鹿部間の全線で運行を開始した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by