デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大浦林斎」の解説 大浦林斎 おおうら-りんさい ?-? 江戸時代前期の陶工。対馬(つしま)(長崎県)府中藩主の宗家は将軍の命により,朝鮮釜山の倭館(わかん)燔造(はんぞう)所(窯(かま)場)に陶工を派遣し,おもに茶器を製作した。これを釜山窯(よう)という。林斎は慶安3年(1650)九谷の後藤才次郎とともにつかわされた。「朝鮮方日記」にその記録がある。対馬出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例