後藤才次郎(読み)ごとうさいじろう

精選版 日本国語大辞典 「後藤才次郎」の意味・読み・例文・類語

ごとう‐さいじろう【後藤才次郎】

  1. 江戸前期の陶芸家。九谷焼の祖。名は忠清。号、玄意。加賀石川県)の人。大聖寺藩主前田利治に仕え、藩主の命をうけて肥前に行き、陶法を修得。帰藩後、九谷村に窯(かま)を開き、明風の色絵磁器製作に従事した。寛永一一~宝永元年(一六三四‐一七〇四

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 かま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤才次郎」の解説

後藤才次郎 ごとう-さいじろう

1634-1704 江戸時代前期の陶業家。
寛永11年生まれ。加賀(石川県)大聖寺藩士。万治2年藩命で製陶法を習いに肥前有田(佐賀県)におもむく。長崎で出会った明(中国)からの亡命陶工数名を伴って帰藩し,古九谷窯を開いたといわれる。異説もおおい。宝永元年3月24日死去。71歳。名は忠清。号は玄意。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む