デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大淵棟庵」の解説 大淵棟庵 おおふち-とうあん 1816-1889 江戸後期-明治時代の医師,本草家。文化13年生まれ。江戸の人。博物学を祖父栗本瑞仙院にまなぶ。幕府医官となり,元治(げんじ)元年侍医。明治15年栗本鋤雲(じょうん)らと温知社薬物会をひらき,20年には博物の集まり多識会にくわわった。明治22年5月22日死去。74歳。名は常範(つねのり)。字(あざな)は孟鴻。通称は祐玄。著作に「麞麝考(しょうじゃこう)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例