大清寺(読み)だいせいじ

日本歴史地名大系 「大清寺」の解説

大清寺
だいせいじ

[現在地名]高島町武曾横山

かも川の支流八田はつた川の上流高台にある。高光山と号し、天台真盛宗。本尊阿弥陀如来。開基坂本西教さかもとさいきよう(現滋賀県大津市)の第三世真恵(一四四五―一五一九)である。真恵は西教寺住持を引退し、永正五年(一五〇八)大清寺に入寺、のち当寺は高島たかしま郡の真盛門中の中心的役割を果した。真恵に帰依した近江守護佐々木定綱の長子広綱の子惟綱を祖とする土豪万木対馬守高光が、永正五年本堂を建立している(大清寺文書)。山号は万木高光からとっている。

寺号額は真恵が書き、額裏には「永正十六年六月十五日 大施主万木対馬守 法名法泉 欣求浄土 真恵(花押)」の墨書銘がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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