大瀧詠一(読み)おおたき えいいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大瀧詠一」の解説

大瀧詠一 おおたき-えいいち

1948-2013 昭和後期-平成時代の歌手,作曲家。
昭和23年7月28日生まれ。ロックバンドのはっぴいえんどをへて昭和51年山下達郎らとナイアガラ・トライアングルを結成。ソロアルバム「ロング・バケーション」がヒット松田聖子,薬師丸ひろ子のアルバムをプロデュース。「冬のリビエラ」「熱き心に」などの作曲がある。平成25年12月30日死去。65歳。岩手県出身。早大中退。本名は栄一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「大瀧詠一」の解説

大瀧詠一

日本のシンガーソングライター、音楽プロデューサー。1948年7月28日、岩手県生まれ。本名、大瀧榮一(読みは同じ)。高校卒業後に上京し、70年に細野晴臣松本隆、鈴木茂とロックバンド「はっぴいえんど」を結成。同バンド解散後の73年にレコードレーベル「ナイアガラ」を創設。山下達郎、大貫妙子が在籍していたバンド「シュガー・ベイブ」のプロデュースや、森進一、松田聖子らへの楽曲提供を手がける。自身のソロ作品では、81年発表のアルバム「A LONG VACATION」が大ヒット。97年に発表したシングル「幸せな結末」は、フジテレビ系の連続テレビドラマ「ラブジェネレーション」の主題歌としてミリオンセラーを記録した。2013年12月30日、解離性動脈瘤で死去。享年65。

(2014-1-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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