大田八幡宮
おおだはちまんぐう
[現在地名]美東町大字大田 上新町
雨乞山の西南麓金麗神社の南隣で同社地にある。祭神は応神天皇・神功皇后・比売大神。旧郷社。
「注進案」所収の八幡宮略縁起によれば、正治年中(一一九九―一二〇一)常陸鷹尾の領主藤井太郎左衛門が城内に勧請した鶴岡八幡宮を、末裔の守秀が元亨四年(一三二四)に当村に来住して奉祀、応永二七年(一四二〇)字平原の西山に社殿を創建したといい、「応永二七年二月九日以御鬮草創之」とある棟札を載せる。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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