大皺(読み)オオサビ

デジタル大辞泉 「大皺」の意味・読み・例文・類語

おお‐さび〔おほ‐〕【大×皺】

烏帽子えぼし表面につけた、しわの大きいもの。

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精選版 日本国語大辞典 「大皺」の意味・読み・例文・類語

おお‐さびおほ‥【大皺】

  1. 〘 名詞 〙 紙製烏帽子で皺を大きく粗くよせ、黒漆塗りしたもの。⇔小皺(こさび)
    1. [初出の実例]「扨くゎしゃ殿のめされうする烏帽子は、大さびざうかこさびざうか」(出典:幸若・烏帽子折(室町末‐近世初))

おお‐しぼおほ‥【大皺・大絞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 烏帽子、革などにつけるしわのあらいもの。⇔小しぼ
  3. おおしぼサントメ(大皺桟留)」の略。

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