大益(読み)たいえき

精選版 日本国語大辞典 「大益」の意味・読み・例文・類語

たい‐えき【大益】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「だいえき」とも ) 大いに役立つこと。大きな利益鴻益。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「仮初の戯冊子も心をとどめて味ひ給はば、大益(タイエキ)必らず小益の中にあるべし」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐朱儁伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む