大監祭(読み)たいかんさい(その他表記)Taegamje

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大監祭」の意味・わかりやすい解説

大監祭
たいかんさい
Taegamje

朝鮮の巫祭の一つ。大監とはもと新羅の武官職の名であり,李朝時代は,正二品以上の大官に対する尊称でもあったが,大監祭で巫女が,戦笠,戦服,戦帯などの服装をすることから,その名称は新羅に由来することがわかる。大監には2種類あり,1つは農穀,果実などを春,秋に祖霊捧げ息災延命や所願成就を祈る薦新儀礼の神のことであり,1つは基主大監,竜宮大監,山上大監,身主大監,府君大監,都堂大監など,特定の神の尊称としてのものである。基主大監は土主大監とも呼ばれる財産神で,財福を与えるという。大監を祀ることによって,一般には無災多福を,農家では豊穣を,商家では商運を祈る。大監は欲の深い神と考えられ,祭床などの設備に出費が多い。最近は 10月に行われる場合が多い。

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