息災延命(読み)ソクサイエンメイ

デジタル大辞泉 「息災延命」の意味・読み・例文・類語

そくさい‐えんめい【息災延命】

災難を防ぎ、長生きすること。延命息災

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精選版 日本国語大辞典 「息災延命」の意味・読み・例文・類語

そくさい‐えんめい【息災延命】

  1. 〘 名詞 〙 災難を止め、命を延ばすこと。延命息災
    1. [初出の実例]「復誓護左府殿下。息災延命。千秋万歳」(出典本朝文粋(1060頃)一三・於尾張国熱田社供養大般若経願文〈大江匡衡〉)

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四字熟語を知る辞典 「息災延命」の解説

息災延命

無事で長生きすること。災いをなくして、命を延ばすこと。

[使用例] 宝前に手を合わせると滝子は結構殊勝らしく、家内安全息災延命などと父親譲りの祈りを捧げた[円地文子*耳瓔珞|1957]

[解説] 「息災」は災いをとどめるという意味で、無事であること。

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