デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大石久子」の解説 大石久子 おおいし-ひさこ 壺井栄の小説「二十四の瞳」の主人公。昭和3年春,瀬戸内海の島の岬の分教場に赴任し,1年生12人をうけもち,小柄で「小石先生」としたしまれる。怪我で本校勤務後結婚。夫の戦死で2人の子をかかえ,戦後ふたたび岬の分校につとめる。教え子たちは3人が戦死,1人が盲目となっていた。昭和27年「ニューエイジ」連載。木下恵介監督,高峰秀子主演で映画化された。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例