日本歴史地名大系 「大神保村」の解説 大神保村おおじんぼうむら 千葉県:船橋市大神保村[現在地名]船橋市大神保町楠(くす)ヶ山(やま)村の北に位置する。二重(ふたえ)川流域に谷津が広がり、それに沿って集落が発達した。中世は神保郷の内で、応永一七年(一四一〇)八月三日の日経譲状(浄光院文書)に神保郷大神保村とあり、村内定使免田三段四〇歩などが日戴に譲られている。地内の西福(さいふく)寺に弘安九年(一二八六)銘の弥陀一尊種子板碑があり、江戸時代に西福寺と合併して廃寺となった円福(えんぷく)寺跡から出土したと伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by