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西福寺 サイフクジ

デジタル大辞泉の解説

さいふく‐じ【西福寺】

福井県敦賀市にある浄土宗の寺。山号は大原山。開創は正平23=応安元年(1368)、開山は良如。北陸地方における浄土宗の中心寺院。寺宝に古写経・西福寺文書などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

西福寺
さいふくじ

福井県敦賀(つるが)市原にある浄土宗の寺。大原山妙華(みょうげ)院と号する。1368年(正平23・応安1)、良如智水(りょうにょちすい)を開山とし、後光厳(ごこうごん)天皇の勅願により、将軍家の援助を受けて建立された。以後、天皇家あるいは足利(あしかが)家などの帰信厚く、天文(てんぶん)年間(1532~1555)には塔頭(たっちゅう)23院、寺領700石余に達した、この地方屈指の名刹(めいさつ)である。寺宝も多く、聖武(しょうむ)・孝謙(こうけん)天皇や伝教(でんぎょう)大師(最澄(さいちょう))、弘法(こうぼう)大師(空海)、小野篁(おののたかむら)などの古写経(後花園(ごはなぞの)天皇の下賜)や、光明(こうみょう)皇后、白河(しらかわ)、後白河(ごしらかわ)、後小松(ごこまつ)、後土御門(ごつちみかど)天皇の宸翰(しんかん)、絹本着色主夜神像1幅など国重要文化財指定の什物(じゅうもつ)を蔵する。また、書院庭園は国指定名勝。[森 章司]

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