すべて 

大稚児(読み)おおちご

精選版 日本国語大辞典 「大稚児」の意味・読み・例文・類語

おお‐ちごおほ‥【大稚児・大児】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寺院などで召し使う童児うち、年長の者。⇔小稚児
    1. [初出の実例]「おほ児のまゆのあたりに風吹て あとつかふ法師たしなみもなし」(出典:俳諧・犬筑波集(1532頃)雑)
  3. 成人しても子供のように才知の発達してない者。
    1. [初出の実例]「甘き物 砂糖・串柿・飴や蜜・公家上臈や大稚児の武者」(出典:仮名草子・犬枕(1606頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む