大聖堂広場(読み)だいせいどうひろば

世界の観光地名がわかる事典 「大聖堂広場」の解説

だいせいどうひろば【大聖堂広場】

ニュージーランドの南島最大の都市クライストチャーチのシンボルとなっている大聖堂の前にある広場。広場の中央には、ニール・ドーソンが新しいミレニアムを祝って制作した、高さ18mもある金属製の聖杯像が建つ。地元住民や観光客が絶え間なく行き交い、露店が出たり、イベントが開催されたりすることもあり、市民や観光客の憩いの場になっている。◇2011年2月の地震で大聖堂とともに甚大な被害を受けた。“魔術師”と呼ばれる名物男が、群衆を前に熱のこもった街頭演説を長々と披瀝(ひれき)する光景も、現在は見られない。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android