大聖堂広場(読み)だいせいどうひろば

世界の観光地名がわかる事典 「大聖堂広場」の解説

だいせいどうひろば【大聖堂広場】

ニュージーランドの南島最大の都市クライストチャーチのシンボルとなっている大聖堂の前にある広場。広場の中央には、ニール・ドーソンが新しいミレニアムを祝って制作した、高さ18mもある金属製の聖杯像が建つ。地元住民や観光客が絶え間なく行き交い、露店が出たり、イベントが開催されたりすることもあり、市民や観光客の憩いの場になっている。◇2011年2月の地震で大聖堂とともに甚大な被害を受けた。“魔術師”と呼ばれる名物男が、群衆を前に熱のこもった街頭演説を長々と披瀝(ひれき)する光景も、現在は見られない。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android