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大興城 だいこうじょう

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大辞林 第三版の解説

だいこうじょう【大興城】

中国、隋朝の都。隋の初代皇帝の楊堅(文帝)が、583年に旧長安城の東南に築いた都。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の大興城の言及

【隋唐美術】より

…安史の乱を境にして8世紀後半から10世紀初めに名目のみ保っていた唐朝が分解するまでの150年は,8世紀前半の文化からみれば下降線をたどる時代であり,宋・元など後代の文化からみれば近世の文化を開いていく新たな潮流が各方面であらわれ出した時代,準備期として位置づけられよう。五代美術宋代美術 隋の文帝は583年(開皇3)に旧長安城の南東の竜首原に中国史上最初の計画都市として帝都を造築し大興城と名づけた。大興城は唐に至って引きつづき営造され,長安と旧名に復して隋・唐時代を通じ政治の中心となり,対外関係の進展にともなって異域の使節や商賈を応接し,その文化も流入し未曾有の活況を呈した。…

【長安】より

…前漢が初めて城を築いて都とし,その後,前趙,前秦,後秦,西魏,北周,隋,唐の諸王朝いずれもここに都した。ただし前漢から北周までの長安城は今日の西安市の北西約10kmのあたりに,隋・唐の長安城(隋は大興城という)は西安市のあたりにあった。 西安市の周辺は早くから開発されたところで,今日,仰韶(ぎようしよう)文化や竜山文化に属する新石器時代の遺跡がかなりの数発見されている。…

【都城】より

…華化政策をすすめた北魏の孝文帝が,5世紀末に平城から洛陽に遷都した当初は,漢以来の都城をそのまま踏襲したので,〈九六城〉とよばれたように,ほぼ南北9里,東西6里(1里は約435m)の縦長の矩形であったが,6世紀初頭に多数の人夫を動員して都城を拡張し,東西20里,南北15里の横長の矩形とし,それまでの〈九六城〉を内城,拡張部分を外郭とし,外郭内には居住区として1辺300歩の方形の坊(里)を220設定したのであった。 この北魏洛陽城の都城形式にならって,漢以来の長安城の南東の竜首原の地に新たに建設され始めたのが,6世紀末の大興城であり,7世紀初めの唐代に完成して長安城とよばれた。旧城を捨てて新都を造営した理由の一つとして,旧城付近の水が塩分が多くなって生活に適さなくなっていたことが指摘されている。…

【文帝】より

… 彼の治績中とりわけ注目されるのは589年(開皇9)の南朝併合であり,南北統一国家にふさわしい中央集権化のため中央官制・地方行政制度の整備改革に腐心している。すでに即位の翌年,従来の長安城東南にあたる竜首原に,中国最初の計画都市である新長安城すなわち大興城を築いているが,584年に長安と黄河を結ぶ運河,広道渠を,587年には淮河(わいが)と長江(揚子江)を結ぶ山陽瀆(刊溝)を開き,東西・南北の円滑な交流を図った。また開皇律令を制定したこと,均田,租庸調・府兵などの各制度はいずれも北朝にならったとはいえ,全国一律に体系化したことは高く評価される。…

※「大興城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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