大荒目(読み)オオアラメ

関連語 黒革威 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「大荒目」の意味・読み・例文・類語

おお‐あらめおほ‥【大荒目】

  1. 〘 名詞 〙 ( 鎧(よろい)の札(さね)が幅広で威(おどし)の穴と穴の間が粗くなっているところからいう ) 鎧の札の一種。幅の広い札は威の緒も太く粗くなるところから、その威、またはその鎧をいう。
    1. 大荒目
      大荒目
    2. [初出の実例]「黒革威の鎧の大荒目(おほあらめ)にかねまぜたるを、草摺長にきなして」(出典平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む