大葉宿木(読み)オオバヤドリギ

デジタル大辞泉 「大葉宿木」の意味・読み・例文・類語

おおば‐やどりぎ〔おほば‐〕【大葉宿木】

オオバヤドリギ科の常緑低木。暖地にみられ、シイカシ類に寄生する。葉は厚く、広楕円形晩秋赤褐色の花をつけ、実も赤褐色で粘りけがある。こがのやどりぎ

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関連語 ようえき 名詞

精選版 日本国語大辞典 「大葉宿木」の意味・読み・例文・類語

おおば‐やどりぎおほば‥【大葉宿木】

  1. 〘 名詞 〙 カシ類、ヤブニッケイ、シイなどに寄生するヤドリギ科の常緑低木で本州中部以西に生える。葉は長さ三~六センチメートルの広楕円形で裏面若枝には赤褐色の星毛が密生する。秋に葉腋(ようえき)外面が星毛におおわれた花が数個つく。実は広楕円体で熟して赤褐色になる。こがのやどりぎ。〔日本植物名彙(1884)〕

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