大蔵新田(読み)だいぞうしんでん

日本歴史地名大系 「大蔵新田」の解説

大蔵新田
だいぞうしんでん

[現在地名]新津市大蔵

小阿賀野こあがの川左岸にあって東は七日町なのかまち村。慶長一一年(一六〇六)に信州松本まつもと(現長野県松本市)出身で、上杉軍の前衛を務め、のちに三島さんとう郡の小木おぎ(現出雲崎町)城主となった松本大学忠繁の子松本大蔵昌邦が荒地を開発して一村をなしたと伝える。「新津郷土誌」によれば、寛永二年(一六二五)の大洪水のため田畑荒廃、大蔵は同六年中野なかの新田に移ったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む