大西洋北赤道海流(読み)たいせいようきたせきどうかいりゅう(その他表記)Atlantic North Equatorial Current

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大西洋北赤道海流」の意味・わかりやすい解説

大西洋北赤道海流
たいせいようきたせきどうかいりゅう
Atlantic North Equatorial Current

北赤道海流の一つ。大西洋では,静かなサルガッソー海を中心とする北大西洋亜熱帯環流系の南側部分を構成大西洋赤道反流とサルガッソー海の間を西流する。主としてカナリー海流の水を受け,北西アフリカ海岸沿いの発散帯 (→湧昇流 ) からも大量の水の供給を受ける。幅が広く,流れが遅い (平均約 0.5ノット) 。西インド諸島北方でアンティル海流となる。北緯 12°~15°間で一部はギアナ海流に合し,カリブ海海流となる。

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