大角鹿(読み)オオツノシカ

山川 日本史小辞典 改訂新版 「大角鹿」の解説

大角鹿
おおつのしか

第四紀更新世中・後期ヨーロッパから東アジア・北アジアに分布し,氷河時代末期に絶滅したシカ。現在のヘラジカに似た大型のシカで,角のさしわたしは3.5m以上にも達した。マンモスナウマン象化石とともに出土することが多く,疎林草原で生活していた。中国の周口店(しゅうこうてん)の洞穴からは北京原人の化石にともなって出土した。日本でも各地で化石が発見されており,縄文早期頃まで生存していた。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「大角鹿」の解説

大角鹿 (オオツノシカ)

学名Megaloceros
動物。氷河時代にいた大形のシカ。絶滅種

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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