大野井村(読み)おおのいむら

日本歴史地名大系 「大野井村」の解説

大野井村
おおのいむら

[現在地名]行橋市大野井

宮市みやいち村の南に位置し、いま川左岸に集落が形成されている。今川の対岸福富ふくどみ村。中世大野井庄の遺称地。元和八年人畜改帳に村名がみえ、給人五人分の高一千四六石余、家数九七・人数一八五(うち庄屋一・百姓一三・名子等四五)、牛二六・馬一一。郷村高帳では高一千一〇二石余、うち新田高五五石余。旧高旧領取調帳では高一千九一二石余。定免制施行後の年貢率は四二・五パーセント(嘉永五年仲津郡本田畑御勘定帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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