大野毛利氏屋敷跡(読み)おおのもうりしやしきあと

日本歴史地名大系 「大野毛利氏屋敷跡」の解説

大野毛利氏屋敷跡
おおのもうりしやしきあと

[現在地名]平生町大字大野北 水越

大野毛利氏は、源範頼の孫為頼が武蔵国横見よこみ(現埼玉県)吉見よしみ庄に住し吉見氏を称し、一時断絶していたのを毛利輝元の命で、吉川広家の次男政春が相続。寛永一四年(一六三七)三月加増され、毛利就頼と改めて毛利一門に列せられた。宝暦一一年(一七六一)から一三年にかけて行われた検地において大野村を中心に八千六一八石を領し、幕末に及んだ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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