大野緑一郎(読み)オオノ ロクイチロウ

20世紀日本人名事典 「大野緑一郎」の解説

大野 緑一郎
オオノ ロクイチロウ

大正・昭和期の弁護士 元・警視総監;元・貴族院議員



生年
明治20(1887)年10月1日

没年
昭和60(1985)年9月2日

出身地
埼玉県

学歴〔年〕
東大独法科〔明治45年〕卒

経歴
内務省入省。徳島県、岐阜県各知事を経て、昭和7年第37代警視総監に就任血盟団事件犯人を検挙したが、5・15事件で犬養毅内閣が倒れたのに伴い、在任4カ月で辞任した。11年から朝鮮総督府政務総監、17年から21年3月まで貴族院議員を務めた。戦後は弁護士を開業

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大野緑一郎」の解説

大野緑一郎 おおの-ろくいちろう

1887-1985 大正-昭和時代の官僚,弁護士。
明治20年10月1日生まれ。45年内務省にはいり,大正15年徳島県知事,昭和2年岐阜県知事となる。7年警視総監。11年朝鮮総督府政務総監,17年貴族院議員。21年公職追放となり,弁護士を開業。昭和60年9月2日死去。97歳。埼玉県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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