日本歴史地名大系 「大門池」の解説 大門池だいもんいけ 滋賀県:犬上郡多賀町水沼村大門池[現在地名]多賀町敏満寺廃寺となった敏満(びんまん)寺の大門のそばにあったため名付けられたと思われる田養水の池。延享四年(一七四七)には堤の長さ六〇間・幅一〇間・厚さ三尺、本坪三〇〇坪とある。さらに米三〇俵で池の掘上普請を許されている(敏満寺共有文書)。天平勝宝三年(七五一)の近江国水沼村墾田地図(東大寺文書)に水沼(みぬま)池として描かれ、そこに描かれている水門は今もメンドとよばれている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by