大陸性気団(読み)たいりくせいきだん(その他表記)continental air mass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大陸性気団」の意味・わかりやすい解説

大陸性気団
たいりくせいきだん
continental air mass

大陸に発生する乾燥した気団大陸気団ともいう。発生する地域によって,寒帯大陸性気団と熱帯大陸性気団に分けられる。寒帯大陸性気団は冬季シベリア大陸やアラスカ,カナダで発生し非常に低温で乾燥しており,下層では放射冷却によって気温逆転している(→気温の逆転)。一方,熱帯大陸性気団は夏季北アフリカからユーラシア大陸中部,アメリカ大陸西部で発生する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む