大青田村(読み)おうだむら

日本歴史地名大系 「大青田村」の解説

大青田村
おうだむら

[現在地名]柏市大青田おおあおたみどり台みどりだい一―五丁目・新十余二しんとよふた

高田台たかだだい(のちに十余二村が成立)を挟んで正連寺しようれんじ村の北西方に位置し、北西はさん(現野田市)馬場ばば耕地こうちだいの各坪を中心に集落が形成された。「本土寺過去帳」の道金には文正二年(一四六七)七月の年紀があり、「青田ノ染谷」とある。ここにみえる青田は当地のことか。慶安(一六四八―五二)頃の成立とされる高城胤忠旧知行高付帳には「青田村高三百七拾石」とあり、寛文期(一六六一―七三)と推定される国絵図に村名がみえる。江戸時代前期は旗本筒井領であったが(「寛政重修諸家譜」、寛保元年「郷差出帳」渡辺家文書など)、元禄一一年(一六九八)本多正永領となり(本多四公日記)以後変遷篠籠田しこだ村に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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