大須賀津村(読み)おおすかづむら

日本歴史地名大系 「大須賀津村」の解説

大須賀津村
おおすかづむら

[現在地名]美浦村大須賀津

北は霞ヶ浦に面し、東は大塚おおつか村。中世信太しだ庄に属し、江戸時代は旗本領で、元禄郷帳の村高は三四三石余。幕末は旗本森川氏領三六二石余、新庄氏領九石余(各村旧高簿)漁業も行われ、慶安三年(一六五〇)七月晦日付の霞浦四拾八津連判掟書(土浦市立図書館蔵)にある連判の小津頭には「大須賀津村 主殿」の名前がみえ、元禄一六年(一七〇三)九月一六日の霞ケ浦四十八津返答口上書(舟串家文書)に「大須賀津次衛門」、享保一一年(一七二六)一一月の霞ケ浦浦方議定書(同文書)に「大須か津村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android