大馬屋村(読み)おおまやむら

日本歴史地名大系 「大馬屋村」の解説

大馬屋村
おおまやむら

[現在地名]市原市大厩おおまや辰巳台東たつみだいひがし辰巳台西たつみだいにし

菊間きくま村の南東村田むらた川左岸に位置し、伊南房州通いなんぼうしゆうどおり往還が通る。大厩とも。治承四年(一一八〇)源頼朝が市原八幡宮(現飯香岡八幡宮)に寄進した神田のなかに市原庄大厩谷おおまや村五町が含まれていたという(元禄一〇年「飯香岡八幡宮由緒本記」飯香岡八幡宮蔵)。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高四〇〇石。寛永三年(一六二六)知行宛行状では大厩村四五三石余が旗本永井領となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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