大鳥の(読み)オオトリノ

デジタル大辞泉 「大鳥の」の意味・読み・例文・類語

おおとり‐の〔おほとり‐〕【大鳥の】

[枕]大鳥両翼が重なり合う「羽交い」の意から、地名の「羽易はがひ」にかかる。
「―羽易の山に」〈・二一〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「大鳥の」の意味・読み・例文・類語

おおとり‐のおほとり‥【大鳥の】

  1. 大鳥の羽をまじえるさまの「羽交(はがい)」の意から同音の地名の「羽易(はがい)」にかかる。一説に、鳥の羽ということから、羽(は)と同音を持つ「羽易」にかかる。
    1. [初出の実例]「大鳥乃(おほとりノ) 羽易(はがひ)の山に 吾が恋ふる 妹は座(いま)すと 人の言へば」(出典万葉集(8C後)二・二一〇)

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