天つ日嗣(読み)アマツヒツギ

関連語 実例

精選版 日本国語大辞典 「天つ日嗣」の意味・読み・例文・類語

あまつ【天つ】 日嗣(ひつぎ)

  1. 天つ神の位、系統を受け継ぐこと。皇位を継承すること。また、皇位。あまのひつぎ。
    1. [初出の実例]「唯、僕(やつがれ)が住む所のみをば、天神の御子の天津日継知ろしめすとだる天の御巣如(な)して」(出典古事記(712)上)

天つ日嗣の語誌

「続日本紀」宣命では、一詔「天津日嗣」三詔「天日嗣」など二七例に及ぶが、「万葉集」には用例がなく、「天乃日嗣・天乃日継(あまのひつぎ)」の形で大伴家持に限って使用されることが注目される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む