精選版 日本国語大辞典 の解説 てん【天】 の なせる孽(わざわい)はなおさくべし、自(みずか)らなせる孽(わざわい)はのがるべからず ( 「書経‐太甲」の「天作孽猶可レ違、自作孽不レ可レ逭」による ) 天災・地変は避ける方法があるけれども、自分の招いた災いはのがれるすべがない。[初出の実例]「天のなせるわざはひはなをのがるべし、みづからなせるわざはひはのがるべからず。このゆへにいのるにしるしなく、つゐに家やぶれ身ほろびて」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例