天の八衢(読み)あまのやちまた

精選版 日本国語大辞典 「天の八衢」の意味・読み・例文・類語

あまの【天の】 八衢(やちまた)

  1. 天上で、数多くの道が分かれる所。高天原から葦原(あしはら)中つ国に下る道の途中にあったとされる。
    1. [初出の実例]「爾に日子番能邇邇藝命、天降りまさむとする時に、天之八衢(あまのやちまた)に居て上は高天原を光(てら)し、下は葦原の中つ国を光す神、是に有り」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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