天の命(読み)アマノイノチ

デジタル大辞泉 「天の命」の意味・読み・例文・類語

あま‐の‐いのち【天の命】

天から授かった大切な命。
「さてもさても危ない目に逢うた、―を拾うた」〈謡・夜討曽我
[補説]「天命てんめい」を訓読みにした語か。

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精選版 日本国語大辞典 「天の命」の意味・読み・例文・類語

あまの【天の】 命(いのち)

  1. 天からの授かり物の命。多く「拾う」「授かる」などの語と共に用い、命拾いをすることにいう語。もと天命(てんめい)」を訓読した語かという。
    1. [初出の実例]「なうさてもきもをつぶいたに、あまの命をさずかった」(出典:虎明本狂言・腥物(室町末‐近世初))

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