天ノ川村(読み)そらのかわむら

日本歴史地名大系 「天ノ川村」の解説

天ノ川村
そらのかわむら

[現在地名]窪川町天ノ川

大向おおむかい村から四万十しまんと川を隔てて西北に位置する。「仁井田郷談」(「南路志」所収)には「天野川村」とあり、古くは仁井田にいだ庄窪川郷一三村の一とみえる。天正一七年(一五八九)の仁井田之郷地検帳に「天川之村」とみえ、地積六町四反余、ヤシキ七筆で西原分・窪川分が混在。江戸時代前期には土佐藩家老窪川山内氏の知行地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android