コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

天佑俠 てんゆうきょう

1件 の用語解説(天佑俠の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

てんゆうきょう【天佑俠】

日清戦争の際,朝鮮で活動した玄洋社系の団体。1894年,東学農民軍が蜂起すると,これを日清開戦の導火線にしようとする軍部,玄洋社の意をうけて鈴木天眼内田良平らが渡海し,すでに釜山居留地でアジア経綸を語らっていた田中侍郎武田範之らのグループに合流した。彼ら十数人は天佑俠を名のり,農民軍の支援を意図して6月下旬に釜山を出発,全羅南道淳昌で農民軍の幹部と接触した。しかし,総大将全琫準と盟約し共同作戦をとったという《玄洋社史》等の記述はきわめて疑わしい

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の天佑俠の言及

【内田良平】より

…31年大日本生産党を結成し,その総裁となってファシズム運動の先頭に立ち,神兵隊事件国体明徴問題などに関与しつつ,満蒙独立運動を推進した。なお,1894年天佑俠という団体をつくり,朝鮮の甲午農民戦争(東学党の乱)に参加し,その指導者全琫準と日韓合邦の宿縁を結び,同時に日清戦争をひきおこすのに尽力したとの伝えがあるが,信憑性は極めて疑わしい。大アジア主義【中塚 明】。…

※「天佑俠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

天佑俠の関連キーワード玄洋社事大党大本営淮軍眠れる獅子豊島沖の戦い浦上正孝河村武道月成勲本城安太郎

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone