天体観測衛星(読み)てんたいかんそくえいせい(その他表記)Orbiting Astronomical Observatory; OAO

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「天体観測衛星」の意味・わかりやすい解説

天体観測衛星
てんたいかんそくえいせい
Orbiting Astronomical Observatory; OAO

天体観測のための望遠鏡検出器を搭載した人工衛星地球大気の影響を受けないため,あらゆる波長帯で観測が可能となる。特に地上では観測できない X線紫外線,γ線,遠赤外線帯の観測では必須の望遠鏡である。また可視光においても大気による像の乱れ(シンチレーション)がないため,角分解能において望遠鏡の限界性能を発揮させることができる。電波干渉計の基線長を地球より長くとって高分解の観測を行なうべく,超長基線干渉計 VLBIの 1局あるいは数局を軌道上に周回させるスペースVLBI観測も行なわれている(→超長基線電波干渉法)。

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