日本歴史地名大系 「天使突抜四丁目」の解説 天使突抜四丁目てんしつきぬけよんちようめ 京都市:下京区醒泉学区天使突抜四丁目下京区東中筋通魚棚上ル南北に通る東中筋(ひがしなかすじ)通を挟む両側町。町の北側西半は中堂寺(ちゆうどうじ)通(旧楊梅小路)、南側は六条通(旧六条大路)にも面し、また東側南半は西洞院(にしのとういん)通(旧西洞院大路)にも面する。平安京の条坊では左京六条二坊三保一三町中央、平安中期以降は六条西洞院大路西北にあたる。「拾芥抄」に「桂ノ宮一町六条北、西洞院西」とあり、これは当町全域と卜味金仏(ぼくみかなぶつ)町の東部、小柳(こやなぎ)町の一部にあたる。「坊目誌」は「相伝ふ村上帝之(桂宮)に御す」と記し、「今昔物語集」巻二四の桂宮に桂の大木のあった説話を引く。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by