日本歴史地名大系 「天包山」の解説 天包山あまつつみやま 宮崎県:児湯郡西米良村天包山天包嶽ともいう。西米良村の中心地村所(むらしよ)の北東方向約四キロに位置し、標高は一一八八・八メートル。市房(いちふさ)山・石堂(いしどう)山とともに米良三山と称される。地質は第三紀の四万十累層群で、砂岩・頁岩層からなる。北東に位置する烏帽子(えぼし)岳(一一二五・七メートル)から山頂を経て南西方向に花崗斑岩の岩脈が貫入している。険しい壮年期の山地で、稜線は四方に延び、一ッ瀬川水系のV字谷に至る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by