天塩川口遺跡(読み)てしおかわぐちいせき

日本歴史地名大系 「天塩川口遺跡」の解説

天塩川口遺跡
てしおかわぐちいせき

[現在地名]天塩郡天塩町字川口

天塩町市街の北、日本海の海岸線に沿って南流する天塩川左岸の砂丘上に位置する擦文時代を中心とする集落跡。現在の天塩川河口までの距離は二―三キロ。砂丘は幅が約二〇〇メートルあり、天塩川に接する西側が標高八―一〇メートルと高く、東側は三―六メートルの緩斜面を形成する。竪穴海風の直接あたらない東側に集中し、南北約一キロの間に二三〇軒以上がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android