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海風 かいふうsea breeze

翻訳|sea breeze

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

海風
かいふう
sea breeze

海陸の温度差が原因となって,日中に海から陸へ吹き込む。上層ではこれと逆向きの流れがある。海風の地上から鉛直方向の厚さは一般に低緯度地方で厚く,風は強い。高緯度地方では薄く,風は弱い。日本では普通 500~700mの厚さがあり,内陸へ約 30km吹き込む。4~5月に移動性高気圧に覆われたとき,および 7~8月に太平洋高気圧に覆われたときによく発達する。(→陸風

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デジタル大辞泉の解説

うみ‐かぜ【海風】

海の風。海上を吹く風。
海岸地方で、日中、海から陸に向かって吹く風。穏やかな風で、海軟風ともいう。かいふう。⇔陸風(りくかぜ)

かい‐ふう【海風】

うみかぜ。⇔陸風

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百科事典マイペディアの解説

海風【かいふう】

海陸風

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パラグライダー用語辞典の解説

海風

陽のあたる日中、比熱の低い陸地は暖まりやすく、地表では海から陸に向かって風が吹く。これを海風とよぶ。陸風と対語

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大辞林 第三版の解説

うみかぜ【海風】

海から吹いてくる風。海の風。うなかぜ。
海風かいふう 」に同じ。

かいふう【海風】

海上を吹く風。
昼間、海から陸へ向かって吹く風。海軟風。うみかぜ。 ↔ 陸風

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

海風
かいふう

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世界大百科事典内の海風の言及

【海陸風】より

…海岸地域では,日中は海から陸へ向かう風,夜間は陸から海へ向かう風が吹く。前者を海風(うみかぜ),後者を陸風(りくかぜ)といい,このように1日を周期として海風と陸風が交代する風系を海陸風と呼ぶ。海陸風は規則的な日変化を示すため,海岸域における顕著な現象として昔から広く知られていた。…

【海岸気候】より

…中緯度地方では霜・氷などの現象の出現が抑えられ,温暖で,細じんが少なく,紫外線が強いことなどのために保養地などに適している。海陸風が発達することも特色で,低緯度地方では年中,中緯度地方では暖候季を中心に昼間は海風が,夜間は陸風が吹く。この海風と陸風が交替するころに一時風がやみ,いわゆる〈なぎ〉の現象が生じ,むし暑く感ずる。…

【風】より


[小規模な風系]
 (1)海陸風 天気が良く,気圧傾度が弱くて一般流が小さいとき,昼間は陸上が海洋に比較して相対的に暖かく,夜は逆になる。したがって日中は海洋から内陸に向かって風が吹き(海風),夜間は内陸から海洋へ吹き出す(陸風)。両者を合わせて海陸風と呼んでいる。…

※「海風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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