天少女(読み)アマオトメ

デジタル大辞泉 「天少女」の意味・読み・例文・類語

あま‐おとめ〔‐をとめ〕【天少女】

天人天女。あまつおとめ。
「われも数ある―、月のかつらの身を分けて」〈謡・羽衣

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天少女」の意味・読み・例文・類語

あま‐おとめ‥をとめ【天少女・天乙女】

  1. 〘 名詞 〙あまつ(天)少女(おとめ)
    1. [初出の実例]「白衣黒衣の天人の数を三五に分かって一月夜夜の天乙女、法事を定め役をなす」(出典:光悦本謡曲・羽衣(1548頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android