天慮(読み)テンリョ

精選版 日本国語大辞典 「天慮」の意味・読み・例文・類語

てん‐りょ【天慮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天子のおぼし召し。天皇のお考え。神慮叡慮
    1. [初出の実例]「相模入道も、さすが天慮其の憚り有りけるにや」(出典:太平記(14C後)一)
  3. 神のおぼしめし。
    1. [初出の実例]「心清きあにまには 何たる所よりも天慮に叶ひ」(出典:ぎやどぺかどる(1599)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む