日本歴史地名大系 「天池出村」の解説 天池出村あまいけでむら 富山県:西礪波郡福光町天池出村[現在地名]福光町天池出才川七(さいかわしち)村の北、小矢部(おやべ)川西岸沿いにある。慶長年中(一五九六―一六一五)に礪波郡今石動(いまいするぎ)(現小矢部市)の鴨島(かもじま)から移住した者が村の開祖と伝える(太田家文書)。寛保三年(一七四三)天池新村の次郎右衛門らが小矢部川筋と山田(やまだ)川筋の水系の用水を利用して新開した天池開の一部(寛政四年「覚帳」福光町立図書館蔵)。天保一二年(一八四一)に草高二石余で天池出村として村立てされた(「天保九年以来諸郡一村建村村調理帳」川合家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報